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 13.05.05 微笑みの寺

沢山の小さなお寺 (無料です3)

旧市街城郭にある5つの城門のうちの一つ。他の門同様レンガ造りで、夜にはランプの火が灯ってきれい。付近にレストランやカフェ、ショップ、ゲストハウスなどが集まっており、チェンマイ観光のランドマークの一つになっている。目的地として運転手に説明しやすいため、外国人観光客にはソンテウの停車場としてもよく利用される。

↑は古都チェンマイのターペー門についてのWiki。
Wat Chetawanを出て大きな通りをさらに西へと進む。
3分程歩くと、複雑な交差点の向こう側には広場が見え、更にその奥には石を積み上げた城門らしきものが見えた。
この時はまだターペー門の存在なんか全く知らなかったが、遠くに見えただけで体の奥からワクワク感が込み上げてきた。

5分近くかけて複雑な交差点を渡る。
大きな交差点ではないが、車の数が多くて渡るタイミングがなかなか難しい。
やっと渡った目の前の広場にはたくさんの人が休憩したり雑談したりしている。

そして石造りの城壁跡らしきもの。
その城壁の内部が恐らく旧市街地なのだろう。
イスラエルのエルサレムでもそうだったように、旧市街地というものは城門に囲まれていたりする場合が多かったりする。

ターペー門 ターペー門

旧市街地を囲む城壁に沿って堀が巡っていて、昔の城砦跡を偲ばせている。
堀には噴水があって水が噴き出していて、ここがとても途上国とは思えない雰囲気だった。
意外にも東南アジア特有の屋台が出てないところには驚いたが、何か条例でもあるのだろうか。
ここがヨーロッパだったら、おそらく大道芸とかも多いだろう。

鳩に餌をあげている子供。 そしてそれを撮る親。
こういうシーンはとても絵になる。

せっかくなのでターペー門をくぐって旧市街地に入ってみる事にする。
まず目に飛び込んできたのは、外国人観光客だらけのお洒落なレストランとコーヒーショップ。
ああ、このレストランは高そうだ。 オープンテラスに座っている客は金持ちそうな白人しかいなくて、タイ人なんて客では絶対にいなさそう。

旧市街は1.5km四方の正方形で、その周囲は堀に囲まれている。
城壁が残っているのはターペー門のように一部だけでほとんどの出入り口は一般道から直接入れるようになっている。
ターペー門は旧市街の四辺のちょうど右真ん中あたりに位置していて、観光客も多く一番賑わっている。

旧市街に入って高級レストランを横目にまっすぐ西に数分歩く。
するとまたしてもフリー寺院が。 今度の寺はWat phan ohnというらしい。

Wat phan ohn Wat phan ohn

やはりここもフリーでウェルカムなわけで、さっそく中に入ってパシャパシャする。
そして俺は驚いた。 さっきのWat Chetawanのポップ字体よりも驚いた。
↑の写真の2枚目を見てわかるだろうか。
なんとここ、電光掲示板がある!! 寺なのに! 仏様の家なのに!!!
その映像はコチラ↓

なんと・・・。 ハイテクというか、罰当たりというか、下品というか。
これには笑った。 もう何でもありだぜ!
寺も収入が無ければ成り立たないのだから、時代の流れに乗るのは至極当然な事か。
しかし観光収入を増やすなら、タイ語よりは英語の方が効果的だと思う。

Wat phan ohn Wat phan ohn

靴を脱いで中に入る。
赤絨毯が敷いてあって、仏様やお供え物も綺麗に陳列されている。
中には誰もいなかったので写真を撮り放題だったが、途中から地元のおばちゃんが一人来て絨毯の真ん中で土下座をして祈り始めた。
それを見るとなんだか急に自分が罰当たりな感じがして、写真を撮るどころの空気では無くなってきた。

しかし敷地内にはまだまだたくさんの仏像や立派な建築物があり、Wat phan ohnはまだまだ終わらない。

Wat phan ohn Wat phan ohn

夢中になって写真を撮っていると、陽もかなり傾いてきていた。
そろそろ晩飯の食えそうな店を探す為にWat phan ohnを後にした。

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