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 13.05.05 微笑みの寺

幾何学模様のWat Arun 続き

この寺院で最も特徴的なトウモロコシのような形をした大仏塔はバンコク様式で、高さは75m、台座の周囲は234m(異説あり)。中心の大塔を4つの小塔が取り囲み、須弥山を具現化している。大塔の上方にはインドラ神が三つの頭を持つ象アイラヴァータ(タイ語でエラワン)の上に鎮座しているのは、須弥山山頂の忉利天を表している。塔の表面は陶器の破片で飾られ、さらに基壇の部分にはラーマキエン物語に登場する鬼やガルーダ、ハヌマーンが飾り付けられている。このような陶器を用いた建築の装飾は中国美術の影響によるもので、ラーマ3世時代に多く用いられたものである。塔は19世紀、ラーマ2世のころから建設がはじまり、ラーマ3世の時に完成し、現在みられる姿となった。

そしてさらに上へと昇っていく。
8合目まで来ると市内を一望できる高さで、多くの観光客も上って来ていた。
空は快晴で澄み渡り、目の前のチャオプラヤ川も乾季のこの時期は青く見えている。



Wat Arun Wat Arun

8合目から上へは更に急な階段を上っていく。
片手にカメラを構えながら階段を上るので、後ろに転げ落ちないように注意しなければならない。

10合目に到着すると、建物の胸の辺りまで建物一周にブルーシート(正確にはピンク)がかけられていた。
ソノシートには記念を残すバカ旅行者達の文字が多く刻まれていた。
建物に直接跡を残すバカ共が後を建たなかった為の苦肉の策なのだろう。
その中には多くのバカな日本人の名前もあり、そしてまさに今俺の足元で中国人カップルが自分の名前を残している。

その場に日本人の名前が無ければ、この中国人の頭を思いっきり蹴飛ばしていただろうが、多くの日本人も同じ事をやっているので唾を飲んで我慢した。



↑の動画の最後のほうに写ってるおばちゃんは日本人。
よくまぁその体型とその年で上って来たと感心する。

Wat Arun Wat Arun

とても素晴らしい細かい細工。 見事としか言いようが無い。
風雨に晒されて石像の顔が黒ずんでるのが少し気味が悪いけど。

そういえばまだWat Arunの全景を撮っていないので、下に降りてから少し離れて全景ポイントを探す事にした。

Wat Arun Wat Arun

やはり遠くからでも「すげーー」の一言。
上から見る市内の景色も綺麗だけど、離れて見るWat Arunの繊細で優美な感じも素晴らしい。

Wat Arun Wat Arun

Wat Arun Wat Arun

Wat Arun Wat Arun

夜行列車の出発時刻も刻々と迫っていてあまり時間をかけることができないので、この辺でWat Arunを後にして次なる目的地へ向かう事にした。
まずは再び舟で対岸へと戻る。
舟の中からもしっかりとWat Arunの姿を収めることに成功した。

対岸に辿り着きWat Phoに行く前に腹ごしらえ。
船着場の中にある食堂で飯を食う事にした。
席に着いてまず頼んだのは当然ビール。(大瓶)

食堂 食堂

そして食事は・・・さすが観光地なだけあって、メニューに英語表記がされていた。
どれにするか悩んでいたが、店員のおばさんのお勧めに決定。
このおばちゃんは色々と世話を焼いてくれて、自ら写真を撮ってくれたりもした。

食堂 食堂

おおこれは・・・辛い。 かなり辛いぞ。
しかし美味い。 味の方は申し分ない。

そしてお会計。 とは別におばちゃんがTip Boxなるものを持ってやってきた。
それを見て思わず噴き出した。 なるほど、おばちゃんの目的はこれだったのか!
勧められた料理も美味く、写真も撮ってくれたので数BT程入れてあげたw

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