8時半起床。 今日目指すのはカンチャナブリにある「戦場にかける橋」だ。
シャワーを浴びて出発の仕度をし、9時過ぎに朝食を食べに１階の食堂へと向かった。
中華系のホテルなのでお粥やチャーハンがビュッフェ形式で並んでいた。
20分程で食事を済ませ一旦部屋へ戻り、最終的な身支度をしてからホテルを後にして駅へと向かった。
向かった駅はタイ国鉄のHua Lamphong駅。
昨夜のMRTの方の駅ではなく、タイ各地へ延びている長距離列車の大ターミナル駅で、明後日のチェンマイ行きの寝台車のチケットを購入する為に向かった。
国鉄Hua Lamphong駅は遠くからも分かり目印になりやすい。
しかし駅は目の前に見えているのになかなか辿りつけない。
なぜなら信号の無い大通りを数本渡らないとならないからだ。
目の前にある駅までは100mも無いのに、10分以上かけてやっと道路を横切る事ができた。
駅舎に入ると大勢の人が待合のベンチに座っている。
その数はおよそ数百人。
こいつら全員今からどこかへ行く列車に乗るのだろうか。
それとも駅舎内はエアコンが効いてるから涼みに来ているだけなのだろうか。
正面入り口の突き当たりにチケットの販売窓口があった。
窓口は大きく2つに分かれていて、当日購入の窓口と予約購入の窓口があり、さらに目的地によって各10個程にブースが分かれている。
数ある窓口の中から予約購入のチェンマイ行きの窓口を探し出し、出発日と出発時間を販売員に伝えて難なくチケットを購入。
ベトナムでの飛行機の搭乗日程ミスを思い出し、今回はすぐに出発日と時間の確認をしたが、刻印されていた表示に間違いは無かった。
その後はバンコク市内の北バスターミナルから発車する、カンチャナブリ行きのバスに乗る為に北バスターミナルへと向かう予定だった。
が、下調べしておいた予定のバスの時刻には間に合いそうに無かった。
それを逃すと次は夕方しかない。
しかしカンチャナブリ行きのバスは南バスターミナルからも出ている為、嫁に連絡して南バスターミナルまでの行き方を調べてもらった。
まずはメトロのHua Lamphong駅まで行き昨日乗り換えたPhetchaburi駅で下車し、ARLのMakkasan駅へと向かう。
昨日は夜だったのでよく分からなかったが、今日は昼間なので駅周辺の様子がよく分かる。
昨夜感じたMakkasan駅のガード下というのは、ARLの高架だった。
そしてその真下にタイ国鉄の線路が通っていた。
やはりARLのMakkasan駅は少し分かりにくい場所にあった。(昨日歩いたので迷いはしなかったが。)
ARLに乗車後は、空港とは反対方向のPhaya Thai駅に向かった。
Phetchaburi駅から2つ先の終点Phaya Thaiで下車し、そこからタクシーで南バスターミナルへと向かった。
約30分後、タクシーは南バスターミナルへと到着した。
タクシーはメーターもちゃんと倒し、遠回りもせずに行ってくれた。
イスラエルでもそうだったが、海外のバスターミナルはデパートのようになっていて、5階か6階建てくらいの建物には様々な店が入っている。
日本の都心部の駅ビルのような感じだ。
建物の中には様々な店が入っている。
飲食店に服屋に雑貨屋にCD屋に、まさにデパート。
そしてバスチケットのあるフロアに辿り着いたものの、今度はチケット売り場のブースがめちゃめちゃ多い。
これではカンチャナブリ行きのバスチケットを売っているブースを探すのも一苦労だ。
色んなブースの前をぐるぐると回り、ようやく目当てのブースを発見。
そして無事にチケット購入。 110BT。
カンチャナブリ行きのバスは数十分毎に頻繁に出ているようだ。
そしてターミナルまで行き、待機しているバスに乗り込んだ。
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