しばらくして夕食の時間になった。
と、その前に2人の写真を15分ほどスライドショーなんかしたりして、いったい何のためにこんなものを公開したのか・・・。
別に盛り上がるわけでもなく、今になっても理解に苦しむ。
食堂は広く綺麗で大きな暖炉まであり、バーカウンターまで併設されていた。
しかしもちろん客は我々日本人11人だけ。
それぞれ席に着き、各自好きな飲み物を注文。
そして次々に運ばれてくる料理。
イベリコ豚の生ハムにチーズやレバーペースト。
綺麗に盛られたサラダに、超特大の本場のパエリア。
特にイベリコ豚の生ハムは超絶品で、日本では決して味わう事のできない美味さだった。
運ばれてくる料理をいちいち写真に収め、特大パエリアにいたっては全員で記念撮影までする始末。
まぁ2度と経験できない体験なので許してほしい。
何杯ビールを飲んだだろうか。
明日がこの旅一番のイベントなので、酒は程々にして部屋に戻った。
シャワーを浴びて日記を書く。
シャンパンに手を伸ばす。 つまみのチョコレートは・・・せっかくなので1個だけ食べる。
あぁ、柿ピーが欲しい・・・と思いながら筆を走らせた。
初日から大きなハプニングがありながらも、紆余曲折を経て何とか無事に初日が終わった。
とても長い一日だった。 |