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 13.01.19 思い出のアンダルシア

2日目 No.5 雨後

会計を済ませて一同はバルを後にしたが、大粒の雨は依然として降っていた。
他の皆は近くの雑貨屋に入ったり写真を撮ったりしているが、俺は1人軒下で一服をしていた。

雨上がりのミハス 雨上がりのミハス

このまま雨が止まなければミハスはこれで終了か・・・と思いながらタバコを吸っていると、途端に雨は止み、明るい太陽の光が差してきた。
二度目の晴天では空に虹も掛かり、絶好のシャッターチャンスとなった。
白い街並みはや木々は雨水を反射し、キラキラと光りながらとても美しく静かに輝き、一瞬にして絶好の散歩日和に変わった。

雨上がりのミハス 雨上がりのミハス

雨上がりのミハス 雨上がりのミハス

一同はしばらくこの美景を堪能する。
雨上がりの石畳を歩いて辿り着いた先は闘牛場。
1人3€を支払い中へと入場する。
今はシーズンオフとの事で闘牛は開催されていないが、初めて入る闘牛場には若干興奮した。

雨上がりのミハス 雨上がりのミハス

入り口の先には闘牛の剥製や植物などが展示され、著名な闘牛士の名前が書かれた写真も掲示されていた。
さらに進むと通路は客席側方面と円形の広場方面へと分かれていた。

闘牛場 闘牛場

古典的な闘牛場の内部は、開放的な中央空間の周りをほぼ円形のひな壇式観客席が囲んでいる。闘牛が行われる中央空間はアレーナ(arena[1]、砂場)あるいはルエードと呼ばれ、砕石(albero、アルベーロ)が高密度に敷き詰められている。中央のルエードの周囲には、闘牛士が準備を行ったり闘牛から逃れるための空間(カジェホン)がある。主に木製で高さ約140cmの分離壁(またはフェンス)によって、フェンスと観客席の間の空間とルエードが隔てられている。分離壁には闘牛の入退場のための扉(プエルタ・デ・ロス・トリーレス)、人間の入退場のための扉(プエルタ・デ・クアドリージャ)が付けられており、分離壁の形状、個数、位置などは闘牛場によって異なっている。一般的な闘牛場では、分離壁は避難空間を有しており、闘牛には狭すぎて入れない空間に闘牛士が逃げ込めるようになっているが、稀に闘牛が分離壁を飛び越え、通路に大混乱を引き起こす。

闘牛場 闘牛場

闘牛場 闘牛場

ここは丘の上の小さな闘牛場。
ミハスという街自体が小規模なため、闘牛場も一般的なものよりかなり小さい。
雛壇状になっている上の方の客席からは、ミハスの白い街並みが一望できた。

ミハスを一望 ミハスを一望

そして実際に闘牛が行われる広場へも降りてみた。
広さはそれほど広くなく、さっきまで降っていた雨で水溜りが多かったが、先ほどのwikiコピペでも触れたように、広場の床は土ではなく小さな小石を敷き詰めたもの。なので靴底が汚れる事はなかった。
日本でも闘牛場はあるようだが、やはり本場の闘牛場に触れる事ができたのは本当に貴重な体験だった。

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