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 13.01.19 思い出のアンダルシア

2日目 No.4 休憩

3つのテーブルに分かれ、それぞれ食べたいものを注文。
イベリコ豚やアヒージョ、サラダにフライ、ビールにワイン。
店内の雰囲気も良く、もしこれが日本であったら必死に「スペイン風」を演出している感が拭えないような内装やメニューも、ここ本場だととても自然で簡単に受け入れてしまう。

バル バル

注文はなぜかみんなガイドの小野さんに頼んでいた。
小野さんが我々から日本語で受け、それを店員にスペイン語で注文。
しかも遅れてくる両親の荷物の対応もするために、あちこちに電話をかけて忙しそう。
当時は全く気づかなかったが、今思えばとても可哀想な事をしていた。
この店にいる間、小野さんはオレンジジュースを1杯飲んだだけだった。

バル バル

バル バル

バル バル

我々の食事はまだ続く。
と、食事の最中に急に空が晴れだした。
雨は止み、雨雲は無くなり、天には青い空が広がった。

「これは飯を食ってる場合じゃねぇ!」とでも言わんばかりに、次々と外に飛び出していくカメラ小僧たち。
「おいおいお前ら大人しく座って飯を食えないのかよ。」と思ったが、すでにほとんどが外に飛び出していて、店内の我々のテーブルには4人ほどしか残されていなかった。

自分は店内に残っていたが、これはやはり外に行って青空を拝むべきか。
またいつ雨が降ってくるか分からないし、もしそうなったら後悔しか残らない。
一度しかないかもしれないこのシャッターチャンスをものにした、彼らの行動は正解かもしれない。

バル バル

快晴状態になってから30分後、またもや急激に曇りだし、玉のような雨が降り出した。
やはりカメラ小僧たちの行動が正解だったのかもしれないが、この調子だとまたしばらくしたら止むだろう。

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