Game Worksからさらに少し北上した所にあったのがこのホテル。
1枚目はまさに南ヨーロッパのモンテ・カルロそのものといった造りで、ホテルの名前もそのまま「モンテ・カルロ」。
その名のとおり南欧モンテカルロにある国営カジノ「Place du Casino」をモチーフにしたホテルである。落ち着いた雰囲気で、日本人観光客に人気が高いホテルとして知られている。
2枚目の斜めにそびえ立つ2棟のタワーはVeer Towers。
モンテ・カルロより少し北のここら辺一体は、近年再開発され2009年にオープンしたクリスタルズ アット シティ センターと呼ばれる大規模施設となっている。
シティセンターの真ん中に斜めにそびえ立つVeer Towersは、これはレジデンス練でホテル機能はなく、購入者のみが使う日本におけるマンションのような存在だという。
さらに北に行くと、かなり遠くからでも視認できるあの鉄塔が目に入ってきた。
エッフェル塔に気球、そして小さく写っている凱旋門。 ホテルの名は「パリス」。
フランスパリをイメージしていて、シンボルはエッフェル塔や凱旋門など。 本館はパリ市庁舎を模しており、案内表示などにもフランス語を併用するなどしている。
本物の半分の高さのエッフェル塔。当初は本物と同じ大きさで計画されていたが、空港に近すぎるために縮小された。上に展望台が作られている。
ストリップを挟んでパリスのほぼ正面にあるのは、みんながどこかで一度は見た事がありそうなあのホテル。
まずは青々とした透き通った水が目に入った。
そして1時間に2回開催される噴水ショーが目玉のこのホテルの名は「ベラージオ」。
ホテル名の由来は、北イタリア、スイスにほど近いコモ湖畔に実在するコムーネ。
一部のガイドブックでは「ベラッジオ」と表記されているが、ホテルの公式ページなどではイタリア語の発音に近い「ベラージオ」となっている。 尚、現地ラスベガスでの発音は「ブラージョウ」に近い。
ホテルの建物とラスベガス大通りの間に、(砂漠の真ん中の街に)コモ湖をイメージした巨大な池が造られており、そこで行われる、音楽と噴水を同期させたショー(無料)は観光名所となっている。
ベラージオの池の前では大勢の人だかりができていた。
今は噴水は上がってないが、15時には噴水が噴き上がるという情報を事前に仕入れていたので、待ち合わせの時間に遅れるが噴水ショーを見てから自分の泊まるホテルへと戻る事にした。
親父に遅れる旨の連絡をし、しばらく待っているとどこからか
15時を告げる鐘の音が。
すると突如噴水が勢いよく噴き出して華麗なダンスを始めた。
最初はバシバシ写真を撮っていたが、半分くらい過ぎた辺りから動画に切り替えた。
光の加減や位置の関係からして、満足のいく動画は撮影できなかった。
悔しいのでライトアップされる夜にもう一度見に来ると誓い、ベラージオを後にした。
そこからさらに少し北上し、フラミンゴ(ホテル名)からバスに乗って自分の宿泊するサーカス・サーカスまで移動。
他にも見たい場所や有名なホテルがたくさんあるのだが昼間は諦めるしかない。
遅れる事30分、無事に親父と合流しホテルのチェックインを済ませた。
ちなみにチェックインの際、元から発音の悪い親父の英語が、さらに風邪で声が擦れまくって聞き取りづらくなっていて、埒が明かないので変わりに手続きを済ませた。
巨大なカジノフロアを抜けエレベーターで部屋のある階へと向かう。
部屋の扉を開けてビックリ、これが1泊8000円弱の部屋なのか!!
綺麗にメイクされたツインのベッド、豊富なアメニティ、部屋もベッドも充分な広さがあり、もちろんバスタブもある。
話によると、ラスベガスはよほど豪華な部屋でない限り、中級の部屋ならば1泊$100~$200くらいが相場のホテルが7割以上だという。
理由は、お客がカジノでお金を落として行ってくれれば、それだけでホテル側は儲かるから。
あぁ、納得。
まだ陽は高いが果てしなく疲れた。
風邪の具合は若干回復してきているのかもしれないが、元気とは程遠い。
とりあえず様々な事を忘れないよう、日記を書き始めた。
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