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 12.02.18 東から西へ

JetBlueに乗って

何時に起きたかは忘れたが、そんなに遅くない時間だと思う。
今日はニューヨークを出てニューオーリンズへと向かう。
シャワーを浴び朝食を食べに出掛ける準備をする。

朝食はペン駅地下のファーストフード。
そのまま空港行きの列車の発車ホームの下見をして、一旦ホテルへと戻った。
ホテルに戻ると出発の準備をし、午前10時にホテルをチェックアウト。

朝食 朝食

先程下見したペン駅の地下ホームへと向かい、空港行きの列車の到着を待った。
ここで重要なのが、ニューヨークに到着した日に購入した空港からペン駅までの2枚の列車の切符。
親父が間違えて同じ切符を購入してしまったのだが、1枚は当日に空港からペン駅まで乗車して使用。
切符の期限は購入日から10日間になっているので、もう1枚は無駄にならないように今日ペン駅から空港まで移動するのに使う予定なのだが、切符には「空港→ペン駅」と記載されている為、果たして「ペン駅→空港」で使用できるという確証は無い。

ホームに向かうのに改札など無いので、到着した列車にそのまま乗り込む。
空港までは約15分なので、その間に車掌の検札が来なければラッキー。

列車が出発してから数分後、案の定車掌が周ってきた。
黒人の女車掌だ。
まず俺が「ジャマイカステーション(空港駅)→ペンシルヴァニア駅」と書かれた切符を差し出す。
そして次に親父が切符を差し出す。
思ったとおり、車掌は何も言わずに切符を切り次の乗客へと向かった。
というか、切符に記載されている文字など見ていなかった。

ジャマイカステーションから空港行きのエアポートラインに乗換え到着。
今日のニューオーリンズまでの移動は飛行機を使う。
これには本当にガッカリしたが、まぁしょうがない。
使用する航空会社は、Jet Blueというアメリカの格安航空会社。

カウンターが開くまではまだ時間があるので、とりあえず1杯飲む事にした。
JFK国際空港の第5ターミナルは、国内線のJet Blueオンリー。
その為か施設内はそんなに広くはなく、片隅にバーカウンターや売店が少しあるだけだった。
もっとも荷物を預けてチェックインしてからは沢山の商業施設があるのだろうが。

JFK国際空港 JFK国際空港

そしてやはり、ここでも身分証の提示を求められた。
水のように薄いBUD LIGHTを飲むのに身分証もクソもないだろう。
いや、それよりおかしいのはBudweiserを頼んだのになぜBUD LIGHTが来たのか・・・。

たかが数時間の国内移動だが、ものすごく厳重なチェックを受ける。
その後ターミナル内で昼食をとる話になったのだが、ハンバーガーやピザなどは胃が受け付けそうにないので、米か麺を食いたいと思っていたところに寿司屋を発見。
「ここに入ろうぜ」と提案した。

海老天うどん2丁とサバとヒラメの握りを注文。
寿司を握っているのは日本人の板前のようで少し安心。
しかし値段は驚くほど高く、一種類約7~8$と日本の高級寿司店並の高さだった。

しかし出された寿司はかなり美味く、酢の効き具合や鮮度も申し分ないほど。
しかし問題だったのがうどんの方で、これにはビックリ。
外人の典型的な「勘違い日本食」だった。

JFK国際空港での昼食 JFK国際空港での昼食

まぁ海老天はちゃんと乗っているのでOKとする。(想像していた海老の天婦羅とは違うが。)
しかしその他はなんだ?
なぜかスプラウトが乗っている。
そして人参。
さらにはアスパラが・・・。

これらも天婦羅になっているならまだ分かるが、茹でて添えられているだけというものだ。
そして味は・・・醤油の味しかしなくて美味しくない。
会社の食堂以下の料理だった。

店を出た後はフライト時刻までDQ9をやって時間を潰した。
一服したかったが、どれだけ探しても喫煙所は見当たらなかった。

昨今話題の格安航空会社がどのようなものか。
数時間程度の国内移動なので問題はないと思われるが、10時間超えの長距離移動となるとやはりフラッグキャリアクラスの航空会社を使いたい。
機内は4列シートで標準の広さだったが、シートは若干ゆったりしていると感じた。
これは大柄なアメリカ人仕様なのか?
機内サービスはソフトドリンクとスナック菓子が配られ、この菓子は意外にも美味しかった。

ニューヨーク~ニューオーリンズの格安航空券の代金は約7千数百円らしく、短距離なら充分に納得できる値段。
音楽を聴きながらウトウトしていると、いつの間にかルイジアナ州ニューオーリンズへ到着した

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