ビルの総床面積は20万4,385m2におよび、質量は全体でおよそ33万 t ある。6,500個の窓や73基のエレベーター(貨物用の6基を含む)、1,860個の階段などで構成されている。
最上階である102階の床面は地上373.2m(1,224 ft)の高さにあり、軒高(本体構造物の最高所の地上高)は381.0m(1,250 ft)である[2]。また、1950年代に付け加えられた上部付属施設である電波塔(67.7m〈222 ft〉)を併せた場合の地上高は443.2m(1,454 ft)である。
最上階付近一帯と電波塔にはイルミネーションによる光の演出が施されており、日によって色の変化を見せる(右上、テンプレートの画像を参照)。かつては尖塔部分に飛行船を係留できるようになっていた[3]が、現在は電波塔が設置され、テレビ・ラジオ用送信用アンテナ機材が取り付けられている。
頂上はニューヨーク・エリアにおけるテレビ・ラジオの電波塔としての役割も持っており、以前よりWCBS-TVがこのビルをサブの電波塔として利用していた(テロが起きるまでは、メインはワールドトレードセンターであった)。
たった一日なのに思いっきり詰め込まれたツアーを終えた後は、エンパイア・ステート・ビルの前で降ろしてもらい、そのままビルに入場した。
各国に行ったら高いビルに登るのも俺の一つの目標となっている為、これは登って当然だ。
エントランスを抜けて階段を上ると、長蛇の列ができていた。
その列の最後尾に我々も並ぶ。
そして数十分かけて自分達の番がやってきた。
最初はエレベーター待ちの列かと思っていた。
またはチケット購入の為の列か。
しかし実際はそのどちらでもなく、荷物検査と金属探知ゲートの為の列だった。
さすが大国アメリカ。 こうでもしないと自分達も安心できないのであろう。
一部からどれだけ恨まれているのかがよく分かるシチュエーションだ。
ここで俺のカメラの三脚は取り上げられた。
レシートのような紙と引き換えに、帰り際に返してくれるらしい。
そして次のステップはチケット購入。
ここでもまた長蛇の列ができていたが、これに関しては事前にツアーガイドから購入済みだったのでスルーし、直接エレベーターへと向かった。
エンパイア・ステート・ビルディングの屋外展望台は世界的に有名なもののひとつであり、1億1千万人を越える来場者が訪れている。ビルの86階(320m)にある屋外展望台からは窓越しではなく、直接ニューヨークの街を360度一望することができる。102階(381m)にある第二展望台は1999年に一度閉鎖されたが、2005年11月の再オープンより追加料金を支払うことで入場できるようになった。しかし86階のものと比べると非常に小さく、またガラスで完全に囲われたものであり、混雑する日(週末)には閉鎖されるので注意が必要である。
展望台へと到着。
その内部はだいたいどこの国も一緒で、売店があり、建設当時の写真などが展示されていた。
日本のサンシャイン60、台湾の台北101、オーストラリアのユーレカタワー等と同じだ。
そして実際に外に出てみる。
外のデッキにはかなりの数の観光客でごったがえしていたが、その隙間を狙って撮影。
第一の感想は「やっぱこんなもんだよな。」であった。
地上360mといえば東京タワーよりも高いが、実際にはマンハッタンには沢山100m越えのビルがある為、たいした感動は無かった。
恐らくはスカイツリーの展望台の方が感動するに違いないであろう。
でも夕暮れのニューヨークを一望できて、美しい事には変わりない。
展望台の四方から市内の写真を撮影し、しばらく時間を過ごす。
そういえばいつからだろう、親父が見当たらない。
確かエレベーターには一緒に乗って展望台まで来たのは覚えてる。
だがいつ消えてどこへ行ったのかは分からない。
写真も一通り撮り終えて満足したので、下りのエレベーター前で待つ事にした。
が、しばらく待ってもやってくる気配が無い。
ちなみに地上360mともなれば携帯電話は圏外なので、連絡の取りようが無い。
仕方が無いので、1Fのエントランスで親父が降りてくるのを待つ事にした。
10分、20分、30分・・・どれだけ待っても来ない。
携帯に電話するが電波圏外のアナウンスが延々と流れるだけだ。
一体何時間展望台にいるつもりなのだろう。
外の陽はもうほとんど沈みかけている。
今度はビルの外で待ってみる事にした。
何度目の発信だったか分からない。
ようやくつながった携帯に出た親父はとっくにホテルへ戻っていて、ホテルの部屋で俺が帰ってくるのを待っていたそうだ。
最初は少しビルで俺を探していたらしいが、諦めてすぐにホテルへ戻ったとの事。
じゃぁ俺も今から帰ると告げ、ホテルへ向かって歩き出す。
が、ホテルがどの方向にあるのかが分からない。
ニューヨーク市内は基本的にすごく分かりやすい造りになっていて、街区の多くが南北の通りがAvenue(○番街)、東西の通りがStreet(○丁目)というようになっている。
これは日中にガイドが説明していて、偶然にも即日役立つ事になった。
エンパイア・ステート・ビルを背にして歩こうと思っても、遠方から見えている姿は四方のどこから見ても同じ姿に見える為、なんの参考にもならない。
ホテルの前の道が33丁目という事は覚えていたので、現在のStreetからいくつ向こう側のStreetなのかを割り出して、なんとか無事にホテルへと辿り着く事ができた。
ホテルに戻り夕食を食べに行く話をする。
近くにコリアンタウンがあるらしいのでそこに行こうと言っている。
何でも構わないので夕食を食べに出掛けたが、入りたくなるような店が無い。
やはりさすが韓国というべきか。
こんなところでもクソのようなオーラが各店舗から噴出していた。
実際にコリアンタウンに来てみるとそれは親父も思ったらしく、結局は中華屋に入った。
中華料理ならハズレる事はないだろう。
適当に色々注文したが、まずはビール。
今日は忘れずにパスポートを持ち歩いている。
しかしそこは中華料理店!!
同じアジア圏の店員からは俺が未成年に見えるはずが無い為か、今日は未成年疑惑はかけられなかった。
帰りにスーパーで酒を購入し、ホテルに戻って風呂に入り、一日の締めくくりの日課になっている日記を書きながらビールを飲んだ。
それにしても長い一日だった・・・。 |