Hudson Rail Yardsからの帰り道は、向かってる時とはまた違うワクワク感があった。
陽が沈んだために光るビル郡。
下から見上げるニューヨークの夜景も、また楽しみの一つだ。
振り返るとそこには1時間前とはまた違う風景があった。
歩いていると1分毎に暗くなっていく大都市。
寂しかった雑居ビルの通りを過ぎると再びビル郡の真下に出て、人も多く賑やかな場所へと戻ってきた。
正面に見えるのはエンパイア・ステート・ビル。
そしてその右側にある円形の建物はマディソン・スクエア・ガーデン。
そしてホテルへと到着し、親父と2人で夕食を食べに再び外へ出た。
ホテルの立地は最高で、目の前にはマディソン・スクエア・ガーデンとペンシルベニア駅。
10分も歩けば有名なタイムズスクウェアにも行けるらしい。
何を食べるかは全く決めてないが、とりあえずタイムズスクエア方面へと歩く事にした。
どうせならアメリカらしいものが食いたい。
固くて大きいステーキとか。
俺:「どうせならステーキとかアメリカらしいもの食おうぜ。」
父:「おう、いいな。 任せろステーキ屋調べてきたから。」
着いていくだけって本当に楽だぜ。
タイムズスクエアの方面へ歩けば歩くほど、どんどん賑やかになる街並みと多くなっていく人波。 ここらへんから雨が降り始めたが、みんなそんな事お構いなしだ。
お、ハードロックカフェを発見。
しかしこんな世界の一等地にある場所のハードロックカフェなんて人ごみで入れないだろう。
ところで調べてきたというステーキ屋が見つからない。
確かそこのトイザラスの近くだ・・・と言ってるが、無いものは無い。
そして雨も強くなってきた。
俺:「じゃぁここに入ろうぜ。 上野にもあるから何度か入った事あるぞ。」
父:「よし、任せた。」
こうして入った店で酷い目にあったが・・・次回へ続く。 |