Travel

 11.04.28 社会主義の途上国

あとがき

ベトナムへ行ってから既に1年近く経過して、やっとベトナム編を終える事ができた。
3.11東日本大震災後の余震と原発問題、アホな民主党と心底クズ企業の東電が嫌になって日本を脱出した先がベトナム。
今回に限っては毎年恒例の冬旅行ではなく突発的に決めただけなので、震災がなければ旅行に行く予定などなかった。

今まで何カ国か旅をしてきたが、今回ほどバラエティに富んで様々な経験ができた旅は無いと思う。
ほぼノープランで9日間の旅の為、トラブルあり感動ありと多種多様な貴重な経験をする事ができた。
それは旅行というよりは念願のバックパッカーに近く、旗持ちツアーなどでは決して味わえないものばかりで、全てをひっくるめて大きな実りある旅だったと実感できた。

中身はとても濃いものばかりで、

  • メコンデルタのツアーで話しかけてきた、名前は忘れたが上床さんに似た日本人のバックパッカーと、同じくそこで知り合った山本さん。
  • メコンデルタのツアーに参加していて、その夜シンカフェでも偶然会って話しかけてきたアジア人顔の自称オランダ人。(俺の聞き間違いかも。)
  • ホーチミンで知り合ってから数分で離れ離れになってしまい、数日後に約1000km離れた地で偶然再会し、延々と一緒に飲みまくった同い年の旅人のシン。
  • 根っからの悪人ではなく、色々と楽しませてくれた一見悪人面の白ガイドのチュー。
  • そのチューに誘われて行ってしまったおっぱぶでボラれた1000万ドン。
  • 愛想と気遣いがよかったTiTiホテルの若女将。
  • ホーチミンのシンカフェの隣のレストランに毎日通い続けたら、顔を覚えてくれた若い兄ちゃん。
  • バスの中で話しかけてきた、日本語堪能で真面目な中国人のチョー。
  • 大変お世話になったムイネのシンカフェの従業員。
  • その後の海岸での野宿。
  • バスで1000kmの移動。
  • 飛行機のチケットの手配ミス。
  • フエで荷物を預かってくれたホテルの兄ちゃんが。空港まで全速力で飛ばしてくれた事。
  • 深夜のホテルの客引き。
  • 最高の思い出となったタイ人3人組との出会い。

どれもこれも新鮮な経験ばかりだ。
当時は二度と思い出したくないと感じた嫌な出来事も、1年も経てばどれもが笑える思い出に変わり、嬉しかったり楽しかったりした思い出は、色褪せる事無くさらなる輝きを増して記憶の中に在り続ける。

もちろん帰国してからタイ人とのやりとりは続き、ちゃんと写真の交換もしたし、Facebookで互いの近況が分かるようになっている。
一つ残念なのは、ベトナムのお金を全て使い切ってしまった為、旅先のお札コレクションに加えられなかった事。

今回は長旅であったせいで、250枚以上の写真のUPになった。
しかし野宿をしたり、1日中バス移動をしていたりという行動があったので、思ったよりはそんなに多くはない。

前回のイスラエル旅行から、まだ3ヶ月しか経ってないのにベトナム旅行に行ってしまい、イスラエル以上にウザイ人種のベトナム人との悪戦苦闘。
さすがに世界で「三大ウザイ人種」に入る国だけあって、そのパワーは凄まじいものであった。
次回はもっと心休まって気を張らない旅行がしたい・・・。

Copyright © 2001-2017 oma. All rights reserved.