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 11.01.22 中東の嫌われ者

ベツレヘム 聖誕の洞窟

いよいよキリストの生まれたとされる場所へと降り立つ。
階段を降りるとそこには人がいっぱい。
狭く小さい部屋は、白人信者で埋め尽くされていた。
泣く者、祈る者、キリストの産まれた床にキスする者・・・うわぁ~・・・俺なんて完全に場違いだ。

写真を撮りたくても人が多すぎて邪魔で撮る事ができない。
でもここは絶対に収めねばならない場所!

生誕教会 生誕教会

こんなに狭い部屋にこれだけの人がいるのだから、どうしても人が邪魔になってしまう。
しかし一瞬の隙を衝いて写真に収める事に成功。
そういえばキリストって馬小屋で生まれたんじゃなかったっけ。
そんな疑問を抱いたが、帰国してから調べてみると、キリストの生まれた場所に、後世になってこの教会が建てられたらしい。

そしてすぐにこの場を追い出されてしまう。
どうやら後がつかえているらしく、次の人達が待っているようだ。
そして一旦上に戻り他の場所へと行ってみる事にした。

生誕教会 生誕教会

こんなに綺麗な教会もある。 ステンドグラスってマジで美しい・・・。
あぁ俺もこんな素敵な教会で式をあry
もういっちょ写真を。

生誕教会 生誕教会

なんども言うが、こんな素晴らしい場所を拝観料も無しに開放しているなんて・・・。
まぁここは聖地だから金など取ったらバチが当たるのかな。

もう一度さっきのキリストの生まれた地下へ行きたかったが、しばらくすると神父が何やら祈るらしく、地下への階段は下りられなくなってしまった。
しばらく祈ってる光景を遠目で見ていたが、決して面白いものではないので(というより退屈なので)、外に出てみようとした。
すると、俺を含めその光景をつまんなそうに見ていた数人に地下へ降りる許可が出た。

今回は一番乗りなので人も少ない。
今のうちにばんばん写真を撮るぜ!

生誕教会 生誕教会

しばらく撮っていたら白人のお母さんと子供2人の家族が俺に話しかけてきた。
母:「ほら、あなたもあそこで祈ってきなさい。 写真を撮ってあげるわよ!」
おお・・・なんとまぁ、ちょっと余計なお世話だけどお言葉に甘えるとするか。

そしてその写真が↓

生誕教会 生誕教会

なんだか恥ずかしい・・・。
けど、みんなこうやって床にキスしたり祈ったりしてるから、俺がやっても別におかしくはないだろう。
それにしても若いお母さん可愛いなぁ・・・。 子供も可愛いなぁ。

しばらく写真を撮りまくってたら人が増えてきたので上へ戻る事にした。
そして地上に出てみるとなんだか不気味な像が。

生誕教会 生誕教会

神の足元には頭蓋骨。 そしてその後ろには聖母様らしき石像が。
天候が曇りという事もあって、神の不気味さが一層増している。

こうして絶対に行きたかった聖誕教会と聖誕の洞窟を充分に堪能する事ができた。
とても有名で見応えがある所なので、わざわざ危険を冒してパレスチナまで来たかいがあったぜ。

そしてネビーーッレの待つ車へと戻った。

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