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 10.01.10 マイナスライフ

1952 FINNAIR STADIUM

その後も地下街をウロウロしたりして時間はどんどん過ぎていった。
もう夕方になってしまっているので、迅速に次の行動に移らなければないのだがどこに行くか・・・。
フィンランドといえばムーミンだからムーミン村へ行きたいのだが、ヘルシンキからだと2時間はかかるらしいし、てか冬季は休業らしい。
あと有名なのはmarimekkoくらいか。 でも俺はブランド系には全く興味が無いのでウインドウショッピングなんかしても楽しくない。
あとは・・・1952年の夏季オリンピックの会場か。
そこだ! そこへ行くしかない!! てかヘルシンキオリンピックの会場へ行きたい!!
急にテンションが上がってきた。

再度またホテルへ戻り小便をして小休憩を取る。
オリンピックスタジアムまでは近いのでトラムで行きたかったのだが、縦横無尽に走るヘルシンキのどのトラムに乗ればいいのか全く分からないのでタクシーに乗る事にした。
フィンランド初タクシーだ。
中央駅前に停車しているタクシーに乗り、運転手に行き先を告げる。

フィンランドのタクシーは車種が色々。 車体の上にタクシーの表示があるが、車自体はドライバーの私物なのでは? と思ってしまう。
でもマナーもよく、運転手の愛想も良い。 乗ってて安心する。
中央駅から10分も走るとすぐにオリンピック会場へ到着した。
料金は8.9€で、10€を出して「お釣りはチップで!」と言って格好つけた。

まず目についたのがFinnair Stadiumだ。
最初はこれが競技場なのかと思ったのだが、それにしては60年近く前の建物にしては新しすぎる。
裏へ回ったらメインゲートにFinnair Stadiumと書いてあった。

Finnair Stadium Finnair Stadium

これはサッカー専用競技場で、Finnair Stadiumの名前は、フィンランドのフラッグキャリアのフィンランド航空が命名権を獲得したため。
以下wikipedia抜粋
2000年に完成。完成当初からHJKヘルシンキとサッカーフィンランド代表の試合がここで行われている。隣接するオリンピアスタディオンもあるが、フィンエアー・スタジアムのキャパは10,770名収容である。また、2003 FIFA U-17世界選手権、2009年のUEFA女子選手権の会場でもあった。

順番が前後してしまったが、まずタクシーを降りた後はスタジアムの周りを写真を撮りながらウロウロしたのだが、タクシーは高台に停まった為下り階段を下りる必要があった。
ところがだ。 階段はすぐに見つかったが降りれる気がしない。
てか、これはそもそも階段なのか? ご覧あれ。

雪で埋まった階段 雪で埋まった階段

結果的には降りれて写真は下から上を撮影したものだが、階段の段差が雪で埋まって無くなっているのだ。
これはソリで一気に滑り降りたらさぞ楽しいだろうが、ソリどころかダンボールも持ってないので、やるなら尻で滑るしかない。
まぁそれをやるとズボンがやぶけそうなので、手すりにつかまりながら慎重に降りる事にした。
他の道を探そうなどという考えは全く無かった。

ツルリンコ!
案の定滑って転んだ。 そのまま下まで落ちそうな勢いだったがなんとか踏みとどまって体勢を立て直し再度慎重に降りた。
普通ならば20秒で降りれる階段を10分以上かけて降りきった。

真冬なのでスタジアムの中は誰もいないが、隣にいくつかある小さな運動場では子供達がサッカーをしていた。
夏場のサッカーの試合がある時はものすごく混雑するのだろう。 でも今は全く人がいない。

Finnair Stadium Finnair Stadium

ここがオリンピック競技場ではないと分かったので、Finnair Stadiumを後にして競技場の方へ向かって歩き始めた。
今度はあの階段を上る・・・。 やはり他の道を探すという考えは全く無い。
また10分かけて上りきった。

オリンピックスタジアム
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