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 10.01.10 マイナスライフ

Tuomiokirkko

さて、ここからヘルシンキ大聖堂を目指す。
とりあえず一旦「3人の鍛冶屋像」まで戻る事にした。 そこまで戻れば今度こそ迷わず行ける!!
来た道を引き返していくが、ヨハンネス教会を発見できたので迷った事に対しての後悔は全く無い。

途中、建設だか改築中のビルから出てきた若い工事者がもの凄くイケメンだった。
俺もトイレ行きたかったが、確か公衆トイレは有料とかなんとか・・・定かじゃないが。
まぁ有料でも0.5€とかそんなもんだけど、詳しく分からないので我慢する事にした。
さすがにこの都会のど真ん中で立ちションするわけにはいかないからなw

無事に「3人の鍛冶屋像」まで戻り、今度こそヘルシンキ大聖堂へ向かって歩き出す。
道の両側には大規模デパート、真ん中にはトラムが走る石畳の街並み。
なんとすばらしい・・・。

と、ここで信じられない男を発見。
歩道のど真ん中で薄着で寝ている。 しかも大声で何か喚いている。

酔っ払い 酔っ払い

こ、これは・・・酔っ払い? パフォーマー?
何が何だか分からないが、手には酒瓶のような物を持っていたのでおそらくはただの酔っ払いだろう。
しかも道行く人々も見て見ぬフリをしてるから間違いない。
遠巻きズームで激写だけして先を急いだ。

そしてそのままさらに真っ直ぐ歩いていくと・・・突如視界が開けて、左手にヘルシンキ大聖堂が現れた。

ヘルシンキ大聖堂 ヘルシンキ大聖堂

ヘルシンキ大聖堂前は広場になっていてヘルシンキ元老院広場と呼ばれている。
広大な広場の中央には神様系のオブジェがあるがよく分からん。

ヘルシンキ大聖堂(-だいせいどう、フィンランド語 Helsingin tuomiokirkko)はフィンランドの首都ヘルシンキのほぼ中央に建つ福音ルーテル派の大聖堂である。 1917年のフィンランドの独立までは「聖ニコラウス教会」と呼ばれていた。
ヘルシンキの中央の市街の風景の特色あるランドマークであるこの教会は1830年から1852年にかけてネオ・クラシック様式に改築された。カール・エンゲルによって独自にデザインされ、彼の後継者であるエルンスト・ロールマンによって継承された。
今日最も有名なヘルシンキの観光名所である。毎年350,000 を越える人々が教会を訪れ、その中には宗教儀式に参加するものもいる。教会は通常、信仰の奉仕と結婚式のような特別なイベントに使用される。
大聖堂の屋根には12使徒の真鍮の彫刻がある。 これは世界最大の真鍮彫刻の一様のコレクションである
大聖堂はしばしばヘルシンキ市全体の象徴として使用される。トゥルク市の象徴にトゥルク城が使用されたり、タメルコスキー橋がタンペレを象徴したり、あるいはJätkänkynttilä ("Lumberjack's candle")と呼ばれる大きな橋がロヴァニエミを象徴するのと同様である。
この大聖堂が建つ前は、もっと小さな教会が同じところにあった。この教会の模倣は雪でできていたが後の2000年代に入ってヘルシンキ元老院広場が建設された。
↑Wikipediaより引用。

大聖堂は広場の前の小高い丘の上に建っていて向かうには大階段を登らなければならないのだが・・・大階段は雪で埋まっていてそこを登るのは超危険。
上からソリで降りてきたら気持ちいいと思うほどに、段差が雪で埋まっている。
それでも端の雪の少ない所を気をつけながら登っていった。

ヘルシンキ大聖堂 ヘルシンキ大聖堂

なんという大きさ! なんという美しさ!! なんという寒さ!!!
これだよ、これ!! これは日本じゃ見れないよ!? 素晴らしい!!! 俺はクリスチャンじゃないけど素晴らしい!!
Wikipediaの夏の画像と比べてみてください。

しかも中に入れるらしい。 正面の大扉からではなく脇の小さな扉から。
とりあえず手がやばい。 手だけ凍傷寸前。 しもやけとか、そんな生半可なものじゃない。
大聖堂中に入ると片隅にロウソクがたくさん立っていたので、そのロウソクで手を解凍する事にした。
しかし神様に供えたロウソクで無断で暖をとっているとバチが当たりそうなので、自分もロウソクを備える事にした。
1本0.5€。 金はすぐ隣の箱に入れるらしい。
1€硬貨しかないのでお釣りの0.5€を箱から取ろうと思ったが、なーんか勘違いされたら嫌なのでロウソクを2本立てる事にしたw

しばらくロウソクで手を解凍した後、ヘルシンキ大聖堂を後にした。
聖堂の中に入ってまもなくミサが始まろうとしてい為。
別に紛れ込んで一緒にお祈りをしてもよかったのだが、おそらくは撮影厳禁だろうから出る事にした。

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