7:00に起床。 の予定が、連日の疲れで7:45に起床･･･orz
シャワーを浴びて荷物をまとめてチェックアウトを済ます。
サザンクロス駅で荷物を預け朝食をとる。
何故昨日は全ての荷物を持ってバイク屋まで行ったのだろうか･･･。 あんなでかい荷物は250CCのバイクには積みきれないだろうに。
今日こそ行くぞ!! 飯を食ってガーナーズバイクへ向かって歩き出した。
今日はちゃんとガーナーズバイクは開いていた。
おもむろに店に入り、カウンターのおじさんにグッモーニンッ!と声をかける。
「私は･･･私はポートキャンベルまで行きたい!! ここでバイクを借りてポートキャンベルまで行きたいのだ!! 私はバイクを借りたいTrue Japaneseだ!!」
と猛アピールしたら、車種と値段が書いてあるバイク表を見せてくれた。
えーとVirago･･･Virago･･･。
説明しよう。 Viragoとはこういう車種だ。 ちなみにこのリンク先は俺がバイクを借りたガーナーズのサイトだ。
しかし表にはViragoが無い。
俺:「Virago無いの!? HPで見たんだけどっ!!」
おじさん:「???」
排気量の大きい車種ならばアメリカンタイプは表にもあるんだけど、それだと金がかなり高くなってしまう。
2泊で借りる予定だから、どうしても安い250CCに抑えたかった。
ちなみにバイクで中型免許・大型免許と排気量で免許が区別されてるのは日本くらいなもんなんだぜ!
だから日本の中免でも海外行けば1000CC超えのハーレーだって乗れちゃうんだぜ!! 高いけどな。
えーと･･･あと俺が知ってるのってCBくらいしかない。 車種なんて知らねーよ。 バイク好きじゃないし。
まぁCBなら教習車だったから全く知らない車種よりはマシか。(教習車はCB400だけど。)
俺:「おっさん、俺はCB250を借りるさぁ。 頼むぜ!」
おじさん:「オーケイ若造。 今出すから待ってろ!!」
※全て英語での会話です。
国際免許証と日本の免許証とパスポートと金を言われる前に提示。 これだけ出しときゃOKだろうと思って。
あとはデポジットでカードを提出して用紙に必要事項を記入。
俺がポートキャンベルまで行きたいという事を知ると、おじさんは親切に店からフリーウェイまでの乗り方を教えてくれた。
俺のGooglemapではフリーウェイ以降からの道順しか印刷してない為助かった。
おじさん:「ヘイ、いいな? この店を出たら3回左折するんだ。 そしたらフリーウェイに乗れる。」
俺:「オーケーアンクル。 任せろよ!」
おじさん:「間違えるなよ!? 3回左折だからな!!」
外に出されたCBには荷台にバスケットが付いていた。
しまった･･･これが付いてるならば着替えを少々持って来るんだった。
肩掛けバッグに入ってるのは、貴重品と充電器、変圧器、変換プラグ、歯ブラシセット、Googlemap、そして･･･日本の飴。
まぁ･･･いいか。
とりあえず基本的な操作を教わるが、バイクは車と違って全国共通。 外車だからってアクセルが左って事などない。
おじさん:「いいなっ!3回の左折だぞ!!」
俺:「サンキュー、グッドラックミー!」
さぁみなさん、ここでよーく考えてみましょう。
oma氏がバイクの免許を取ったのはいつでしょう。 答えはH18.05.18。 つまりは約3年前だ。
oma氏が日本でバイクに乗る頻度は? 答えは平均すると約2ヶ月に1回。 半年以上開いた事もある。
oma氏はバイクで高速道路経験あるか? 答えは無い。 事故ったら一発地獄行きだ。
oma氏にパンクやオーバーヒートなどのトラブル対処の知識はあるか? 答えは全く無い。 押しがけすらも最近知った。 なんかあったらレッドバロンにTELだ。
oma氏にオーストラリアの土地勘はあるのか? 答えは全く無い。 実家に帰る時でも、ちょっと近道しようとしたらなぜか秋ヶ瀬に着いてしまうんだ。
oma氏は今回旅行保険に入ったか? 答えは入ってない。 台湾の時は入ったんだがな。 まぁ怪我する事は無いと思うし、死ぬ事なんてありえないだろう。
oma氏はMagna以外乗った事あるのか? 答えは無い。 教習車のCB400(ちなみに教習車はエンジンカットしてある)とSO魔のCBRなら10分くらい乗ったが、ギアが逆で何の参考にもならなかった。
oma氏はオーストラリアの交通規則を知ってるのか? 答えは･･･まぁほとんど日本と同じだろ? 全く調べてないが。 今は日本の効果測定でも落ちるな。
oma氏はガソリンの入れ方は分かるのか? 答えは分かる。 これだけは教えてgooで聞いたからな。 ちなみにコレがその質問だ。
天気もいいし絶好のツーリング日和だ。
店を出てから約300m、最初の交差点にやってきた。
お、あれが最初の左折だな!? よーし曲がるぞ!! 曲がるぞ!? 左折するよ!??この俺が!!
!?
!!!????
!!!!!!!!!!!!!!
ズガシャーーーーーン!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!??????????????????
いってーーーーーーーーーーーーーーーーーェウェええうぇwっうぇっうぇうぇええええwwwwww
っうぇっうぇええええwっうぇwwwwうぇええうぇっうぇ
前輪がいう事を聞かなかったんですけど!!!
っつーか、超恥ずかしいんですけど!!!111
とりあえずバイクを起こして端っこに行かなければ!!
うはーCB250でよかったよ!! 同じ250でもMagnaクラスだと起こせないから俺wwwwwwwwww (↓写真1枚のみ)
これは帰国後に携帯で撮った写真で、もう傷はだいぶ治ってきてるけど、その直後はけっこう痛かったんだぜwwwwwwwww
傷薬なんて持って来てないしな! ポーションでも買っとくんだったぜwwッうぇうぇえうぇえええwっうぇうぇ
まぁメットもフルフェイスで日本人とは分からないだろうし、とりあえず痛いのは裏腿だけで他には外傷は無いだろう。
通行人A:「ヘイ! 大丈夫か!!? 今思いっきりコケたな!!」
俺:「ハハ、問題ないさ!!」
通行人B:「おいおい、平気か!? 歩けるか!!?」
俺:「ハハ、問題ないさ!!」
後続車:「ちょっと!! 救急車呼ぶ!? 見事に転んでたわよ!!」
俺:「ハハ、問題ないさ!!」
俺:「ハハ、問題ないさ!!」
俺:「ハハ、問題ないさ!!」
2回目の死を覚悟した瞬間である。
↑の写真の左下から左上に向かっての左折ですね。 まさにこの場所です。 ※参考Googlemap Streetview
そしてその次に心配になったのはバイクに傷は無いか。
タンクよし! ライトよし! ハンドルよし! クラッチレバーだめ!
!?
Σ（ ﾟдﾟ）
（ ﾟдﾟ）･･･
逝ってます。 クラッチレバーの根元からポッキリと。
まさにチンコプラーン状態。
こりゃぁまずい。 とてもじゃないけど運転できる状態じゃない。
幸いバイク屋からはまだ数百メートル。 とりあえず押しながら戻る事にした。
しかしやばいな･･･これは金取られるぞ。 いくらかかるんだか。 冗談じゃない。 払えません!!
前輪スリップの原因はMagna乗りだったから。
Magnaのようにアメリカンタイプは重心が後ろにある為、股を広げて乗れる仕様になっているが、CBのようなネイキッドはしっかりと股でタンクを挟まないといけない。
これは教習所で教わる基礎の基礎だ。
レプリカなんて乗るならば重心は前に前にとしないといけない為、股なんか広げてらんない。
バイクを押しながら戻ってる時も、
一般人:「どうした? なぜ押してるんだい?」
その2:「ヘイ! なぜ乗らないんだい!?」
フルフェイスで顔が隠れてるからどんどん話しかけてきやがる。
俺:「見てくれよコレ、ハハッ、ポッキリ逝っちまったんだ。 ガーナーズへ戻ってるところさ!」
その3:「おーそりゃぁクレイジーな折れ方だ。」
その4:「ハッハー! そりゃぁ乗れねえわな!!」
俺:「だろ? 参ったぜw」
※この旅行記の会話は、実際は全て英語での会話です。
こうして一旦ガーナーズへと戻ってきた。
さっきのおじさんがいたので、
俺:「ただいま!見てくれ、折れちまったよ、クラッチレバーが。」
おじさん:「!? ヘイ、まさかコケたか?」
俺:「いや、交差点で曲がる時にシフトダウンする為に握ったら折れたんだ。 参ったよ。」
おじさん:「･･･オーケイ、待ってな。」
握るだけで折れるクラッチレバーなんて聞いた事無い。 しかも散々テストしてるわけだし。
しかしそれで通しきった。 服も破れてるわけじゃないし、裏腿の擦り傷は我慢して顔に出さなければいいだけだ。
予定外の時間ロスだな。 まぁ仕方ない。
よし! 気を取り直して次は何に乗るか。
やっぱ追加料金払ってでもアメリカン借りるかな～。
おじさん:「ヘイッ! お待ちどう!!」
俺:「!?」
見ると、ものの5分でクラッチレバーを交換して修理しやがった。
俺:『俺またそれ乗るの･･･?』 |
