落ち着いてる自分がいる。
とりあえず1番最後に機内から出た。
機内で渡されるイミグレ通過の紙はさっぱり分からず、適当に分かる所だけ書いた。係員には「I can not english.」と正直に伝えてパスポートを見せた。
そしたら向こうに日本語で書いてある用紙があるからそれに記入しなさいと言われた。
実際に行って見ると日本語・英語・中国語・韓国語・スペイン語・ロシア語・イタリア語・フランス語・アラビア語・東南アジア語?(おそらくタイ語)と、ありとあらゆる言語の用紙が置かれていた。
さすが観光国、わかってらっしゃる。
無事にイミグレを通過してトイレで小便を済まし、顔を洗い歯を磨いてオーストラリアの便所を堪能する。
さぁここからは本当にいきあたりばったりの旅の始まり。
まずは両替。 9万円をAU$に両替。 手数料を差し引いて1011AU$80￠になった。 まぁいくら物価が高いと言っても4日くらいなら持つだろう･･･。
ここでも住所やらなにやら色々と記入するので面倒。 宿泊場所の住所なんて英語で長いから、JTBの紙を出してそいつに書かせた。
こういうケースが多々あるから1日目だけホテルを予約したのだ。
AM7時半過ぎ、最後に荷物のX線検査をして晴れてオーストラリア入りを果たした。 ぽっくんすごい。
「Welcome to Australia!!」と脳内に響き渡りじわじわと興奮してきたので、気を落ち着かせるために水を買おう。
いや、その前に一服だ。 もう24時間近く我慢している。
タバコに火を点ける。 立て続けに2本吸ったらぶっ倒れそうになった。
そして自販機で水を購入。 青や赤や緑の光の三原色の色をしたジュースが売っているが、明らかに身体に良くなさそう。
無難に水を･･･買い方が分からない。 俺は悩んだ。 1分･･･2分･･･3分･･･。
どの札が使えるのか、どの硬貨が使えるのか･･･。 何!? カードでも買えるようだ。
ここにカードを入れるのか? いや入らない。 まさかかざすだけなんて事は無いよな、タスポじゃないんだから。
水を買うのには5分を要した。 無事購入。 俺すごい。
空港正面にはいきなりヒルトンホテル。
泊まらないからどうでもいい。 が、この風景とこの寒さがメルボルンへ来たぞ!! って感じにさせた。
さて次は市内に行かなくては。
メルボルンの場合は市内まではバスかタクシーしか手段が無い為、もちろん安価なバスを選択。
空港内のSkyBusと書いてあるカウンターのおばさんに「Good morning.I want a SkyBusticket.」と言う。 16AU$。
ついでに乗り場を聞くと出て左と言ってるが、なんとなく俺は右に感じたので右に行った。
2分ほど歩いたらSkyBusの乗り場があるではないか! ははは、俺の勝利!!
3分ほどしたらバスも来て乗り込んでメルボルン市内へと向かった。
まぁチケット屋のおばさんの言うとおりに左に行っても乗り場はあったが、右側の方からの始発だったので結果的にはコチラの勝利であった。
朝の高速に乗って市内へ向かって走り出す。
20分ほど走ってサザンクロス駅へ到着した。 ネットで予習したとおりだ。
とりあえず大きい荷物はコインロッカーへ。
5分悩む。 使い方が分からない。 さらに5分悩む。
普通日本であれば荷物を入れてロックした後、取り出す際に料金を支払うが、ここの場合は預ける日数を機械に入力し、次に預けたい空きロッカーナンバーを入力し、最後に金を挿入。
そうするとピンコードが書いてある紙が出てくるので、取り出す時にロッカーナンバーとピンコードを入力して荷物を取り出す仕組みになっている。
これはさすがに予想外だったので、予習も何もしておらず1番最初は戸惑いまくって冷や汗ダラダラ。
多分周りからは「あの邦人ピンチ?」と思われてたに違いない。 でも使い方分かっちゃったから俺すごい。
無事に荷物も預けたのでしばらく駅周辺をウロウロ。
写真1枚目はサザンクロス駅の大階段から撮影した所。
2枚目は大階段を上った跨線橋の写真。
サザンクロス駅は日本で言う所の新宿駅だろうか。 ここを起点にあちこちへ電車やトラムが伸びている。
そして長距離列車のホームへは切符を持ってなくても侵入できる。
まぁとにかくすごいホームの数。 これはマジで興奮した。 なぜ興奮したかは･･･分かるよな?
長くなるから俺の興奮した理由なんていちいち書かないぞ。
じゃ、もういっちょ。
いやー、俺多分実際に奇声発してたと思う。
このたくさんの線路の上を電車がデュルンデュルン～と走っていくわけよ。 数十分はこの上から見とれていた。
2枚目の写真なんか電車からチャリを持って降りてくる人が見切れているが、こういうのって外国らしくていい感じ。
良い子の皆は日本で真似しちゃダメだぞ! 迷惑なだけだ。
こうしてサザンクロス駅を見て周るだけで1時間は楽しんだ。
|
