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 08.01.14 台湾

太魯閣 九曲洞

次の太魯閣名所は九曲洞。 太魯閣渓谷でもっとも素晴らしい景観が見られる場所。
ここもタクシーを降りて、約2kmの道のりを歩く。 日本の観光旅行客(年寄り)や台湾の観光客もいっぱい。
これで雨さえ降ってなければ・・・。 太魯閣の奥に行けば行くほど雨が強くなる。

九曲洞 九曲洞

おーーーすげーすげー!
何がすごいって、その景色がすごすぎる。
しかし写真を撮ろうとするが、片手に傘を持ちながらだとカメラが全然安定しないし、チンタラしているとレンズに雨の飛沫が飛んでくる。
これではまともな写真は取れない。

断崖絶壁の景色を覗いていると、松葉杖をついたおばさんがニコニコしながら話しかけてきた。
下の方を指しながら「あそこに何か居る!」 「あそこに何か落ちてる!」と言ってるのだろうか。
言葉が違うのでさっぱり意味は分からないが、ジェスチャーを見るかぎりそんな感じ。
俺もニコニコしながら曖昧に「わぁ」とか「ほうほう」とか、日本人とバレないようにしていたが、見事に「Japanese?」と聞かれた。
外見では日本人も台湾人も見た目が変わらないから困る。
日本人だと分かった後もニコニコしながら何か言っていた。
やっぱり親日国はいいなぁ。

九曲洞 九曲洞

うーん、やっぱり来てよかったなあ。
この景色は日本ではお目にかかれない。
やはり南国だけあって、植物も日本とは違うのが生えている。

少し前までは燕子口や九曲洞でも歩行者専用道ではなくバスもタクシーも一緒に走っていたため、こういう風にのんびり景色を見ながら歩く事は出来なかったらしい。
上の写真のように狭い所を観光バスがすれ違うとなると・・・歩行者は避けようが無い。
そんな感じで歩いていると、2kmの道のりはあっという間だった。

「お待たせ」「おかえり」
アイコンタクトをしてタクシーに乗り込む。

いきなり何も無い所でタクシーは止まった。
見ると木々に隠れた所に階段がある。
「そこ見てきな。」というジェスチャーをするので、とりあえず行ってみる事にした。 タクシーだから路駐できるが、観光バスだったらこうはいかない。

階段を上ると1つの祠が建っていた。
そしてその先には・・・

太魯閣 祠と吊 太魯閣 祠と吊

うっひょー吊り橋!!
いいねぇ。 是非こういうのを渡って見たかったんだよう!! しかも貸しきり状態だぜ!!
しっかりしてるけど結構揺れる。 ふふふw いやーこれは幸せだぜぇ!!
渡り切った所は草木が生い茂っているだけで何も無く、これ以上は立ち入り禁止の看板があるだけだった。

どうやらタクシーのおばちゃんは当たりだったようだなあ。

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