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 08.01.14 台湾

阿法写真館 俗に言う変身写真館

朝は7時過ぎに起床。 昨日の疲れが取れてないけど、朝食付きのホテルなので1Fへ食べに降りる。
少量のバイキングで、おかずが10品くらいとトーストやお粥、饅頭もある。
いつもは朝食は食べないが、もったいないので少しだけ食べる事にした。
おかず3品とお粥と紅茶。

今日も朝から曇っていて、今にも雨が降り出しそう。

台北車站とその周辺 台北車站とその周辺

8時過ぎ、ホテルを出てMRT台北車站へ向かった。
台北車站は日本で言うと東京駅。
8時過ぎの日本といえばラッシュのピークの時間で、普通ならば息も出来ないほどの満員電車のはず。
毎朝俺も千代田線で「ん・・・(汗」とか唸っている。
しかしさすがは台湾。
車内も苦しいほど混んでいるわけではなく、ホームや駅構内も全然余裕で居られるくらいの人数です。
出勤時間が日本とは異なるのだろうか?

MRTの切符は、コイン型のプラスチック状の物で、購入はスムーズに行えた。
ネットで予習したかいがあった。
淡水線(日本で言う丸の内線クラス?)のMRT民権西路站まで20元。
得意顔で改札へ向かおうとすると、おばさんが券売機前で話しかけてきた。
おば:「○×△◇☆♀♂・・・」
おれ:「Sorry I'm Japanese・・・」
これだから日本人も台湾人も見分けが付かないから困る。 特に若い人間は顔に人種の差はない。
(大陸本土の中国人や韓国人は若人も見ただけで判断できるが。)

ところが直後に困った。
コイン型の切符は改札のどこに投入するのだ!?
自動改札にはコインを入れる所など見当たらない。
周りを観察するが、みんな定期なのか、ICカードをかざして進んでいる。
しばらくしてやっとコインを購入している人が居たので、その人を直視していると、ICカードをかざす部分の隣にコインをかざして進んでいた。

MRTの切符とMRT台北車站ホーム MRTの切符とMRT台北車站ホーム

すげぇ!最先端を行っている!!
迷わずに淡水線の淡水行きのMRTに乗車。
乗り心地もGood! 車内も綺麗だし揺れも少ない。 (ちなみにMRT車内を含めた構内での飲食及び喫煙は、罰金1500元)
車内の中吊り広告もないし、ホームにすらも広告の看板がない。
ホームでの電車待ちの際の、車両の接近アナウンスなどは一切無いが、車内アナウンスはちゃんとある。
中国語と英語の2パターン。

電光掲示板と淡水線車内 電光掲示板と淡水線車内

車両接近のアナウンスは一切無いが、その代わりに次の電車が来るまでの時間が、電光掲示板に5秒おきにカウントダウンされている。
すごすぎ!! 毎朝ボロくてしょぼい千代田線が情けなく感じる。 (せめて日比谷線なら・・・。)
朝は2~3分間隔、日中でも5分もすれば次の電車がやってくる。
そこは東京メトロの銀座線や丸の内線もそうだが、千代田線や半蔵門線は10分間隔になるのが悲しい。
5分ほどで目的地の民権西路站へ到着。

MRT淡水線と民権西路站の改札 MRT淡水線と民権西路站の改札

この日は朝から写真館の予約を入れている。
10分ほど早く着いたので、駅をぐるっと1週してみる。
駅前は大通りで車やバイクの交通量が多いが、駅の隣は学校があり木々も多く静かな所だった。
それにしてもバイクの量が多い。(おそらく殆どは50~125CC)
写真館は徒歩1分なのですぐに見つかった。

雑居ビルの階段を上り、劉さんが出てきて受付を済ませた。
一般的に言うと「変身写真館」というやつですね。
衣装を選びメイクをし、3パターンの写真を撮影する。
代表の劉さんを始め、スタッフの皆は良い人ばかりだった。

この日の為に腕毛と膝下のスネ毛を剃ったのだ。
写真館予約後、訪問の数日前に確認メールをした。
[1/15の9時から予約を入れてる者ですが、腕毛やスネ毛は剃った方がいいですか?]
Re:[ご質問についてですが、念のため、すね毛や腕毛は剃ったほうが宜しいです。]
という返事が返ってきたワケよ。
なので台湾出発の前日に風呂場で剃ったのだが、これが思ったより大変で時間がかかる。
髭剃りしかないし、クリームも髭剃り用しかない。
大量のシェイビングクリームを使うので、最後の方はボディソープを泡立てて塗っていたw
腋毛を除く肩から下の腕毛と、膝下のスネ毛を剃るだけで2時間もかかった。
もちろんその間は風呂場で素っ裸なワケで、風邪を引いて行けなくなるのではないかと心配したが、バカなので風邪は引くことは無かった。
本当バカでよかったよ、俺。

メイク担当の女性は心底可愛くて良い匂いがした。
顔だけでなく声も可愛くて、年は多分20~23歳くらい。
終始顔が近くにあったので、「このままチューしてくれないかなぁ」などと妄想してみたが、「あぁ、彼氏いるはずだ・・・」と思って、1人で盛り上がり1人で落胆した。

カメラマンの兄ちゃんはとても面白い人。
リラックスさせる為と笑顔を撮る為か、ずっと俺を笑わせてくれていた。 ノリが良くてとても気さくな人だった。
片言の日本語でも充分気持ちは通じた。

約4時間、初めての経験に緊張はしたけれど、とても楽しい一時を過ごせた。
そしてここで初めて活躍するのが日本の飴。 そう、来る時にヨーカドーで購入した飴だ。
実はあれは自分で舐めるのに買ったのではなく、お世話になった現地の人にあげようと思って買った飴。
袋から一掴みを出し劉さんに渡すと、彼は台湾のお菓子と交換してくれた。

俺のデジカメとプロの撮影 俺のデジカメとプロの撮影

結果はこれだ。
これはメイクさんが戯れで俺のデジカメで取った物。
その下が実際に送られてきた写真の中の1枚。
他2着の衣装にメイクと、プロのカメラマンが取った写真や背景・小道具、それにPhotoshopでの補正とアルバムやらなんやらが色々付く。
占めて日本円で3万円+。 決して安い物ではないが良い思い出だ。

と、実家に土産を渡しに帰った時に家族がこの写真(1枚目の写真のみ)を見たワケだ。

父「あっはっはっは! 気持ち悪いなぁお前w 何してんだよww」
母「ほんっとやめて! 気持ち悪い。 お前の将来が心配だわ!! おえー」
俺「俺もう今年30なんスけど・・・。」
妹「いいじゃんかw 台湾では変身写真は有名だし、旅の思い出じゃん! キモイけどwwwwwww」
母「アンタ、今後こういうのに目覚めるんじゃないよ!? おかまになったらタイのゲイバーに売りつけるからね!!」
妹「それにしてもさ、何となくお母さんの若い頃に似てない?」
母「そうなの。 似てるわ・・・。」
俺「そうね・・・。」

一同:「・・・・・・」

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