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 13.01.19 思い出のアンダルシア

2日目 No.1 事件

眠って起きて、2度目の食事の時間が終わると、現地時間の未明にフランスのシャルル・ド・ゴール空港に到着した。

我々夫婦の荷物はこの経由地のフランスで一旦取り出さないといけない為、一度フランスに入国して荷物が出てくるのを待った。
ところがこれは我々夫婦二人だけの事で、他の3人(妹、浩君、裕己君)の荷物はマラガまで直行との事。
それはこの後合流した両親や奥さんの方の両親も同様の為、このような事態は我々2人だけだ。
という事は、これは羽田でチェックインする際のJALのカウンターの女の、明らかなミスではないだろうか。
そう思うと、あまりにも無能な女に無性に腹が立ってきた。

とりあえず荷物をピックアップし、一旦外に出て一服。
パリは若干雪が降っていて地面も凍っていたが、そんなに寒さは感じなかった。

シャルル・ド・ゴール シャルル・ド・ゴール

マラガ行きのカウンターの前で成田組(夕方出発の両方の両親と弟の奥さんは成田発)と合流。
何とか無事に11人全員が揃った。
俺と奥さんは皆のためにと思い人数分のコーヒーを買いに走ったが、戻ってくると3時間以上前だというのにもう搭乗手続きを始めていたので少し腹が立った。(11杯のコーヒーをドリップするのに4、50分かかってはいるが。)

そしてアクシデントが起きた。

本来このパリへは未明に到着し、飛行機を乗り換えて10:30パリ発、13:00マラガ着なのだが、なぜか俺の両親2人だけ13:00パリ発、15:00マラガ着になっていた。
これはまずい。かなりまずい。どうしてもまずい。
という事で、エアフランスのオフィスまでクレームを言いに行く事に。
それと同時に両親2人の便も、皆と同じ10:30パリ発の便に変更してもらうよう交渉する事にした。

エールフランスのオフィスまで歩く・・・歩く・・・歩く・・・遠い。
空港内に事務所があるとはいえ、そこは我々のいたチェックインカウンターから徒歩15分の距離にあった。
そして訳を話して交渉開始。

なにーーー!? 変更に500€!!!??? 席空いてんのに!!!!?? 6万円も取るの!!!!!????? (当時のレートです。)

ここで「そんなボッタクリ価格なら変更やめます。」と言えないのが今回の旅の辛い所。
例え1人でも遅れてくる事は許されない。
なぜならマラガ着時からは現地コーディネートが待機しているからだ。

んー? まてよ。これはまぁエールフランスは(ボッタクリ価格以外)特に悪くないじゃないか。
諸悪の根源はこれを手配した無能JTBのテレオペの女だろ。
11人中2人だけ便が違うなんて、こちらが2人分だけ言い間違える筈はないし、実際に同便の座席は空いているようなので満席でも無い。成田からの出発は問題なく他の成田組と一緒に出発できてるし。
完全にっ、100パーセントッ、JTBのミスだろっっっ!!!
これはきっちりと落とし前つけてもらわねば。

500€はどれだけゴネても無料にはならないと思い、とりあえずここは金を支払い両親の便を変更する事に。
もたもたして席が無くなったらもっと困る。

当然怒りが収まらない俺は、早速携帯電話でJTBに電話した。
国際電話なんてかけさせやがってクソがっ!
担当オペレータに経緯を説明し、我々の帰国日に合わせて向こうから再連絡するように約束を取り付けた。

ここまで怒りが収まらないと、俺は親父のように頭ごなしに怒鳴ったりはしない。
何を言われたら嫌か、困るか、辛いか、言葉を返せないかというのを、7年間113番で培った実績があるからだ。
楽しい旅の出鼻を挫いたお礼に、帰国したらたっぷりと追い込みをかけてやる。
考える時間も調べる時間もたっぷりあるんだ。 見てろよ。

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