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 08.01.14 台湾

士林夜市 4日目の夜飯

このデパートで飯でも食ってくか?
店内をフラフラ歩き回ってみるが、とても1人で食うような店ではない。(日本食レストランとか結構あった。)
ま、今日も士林で食うか。

1階のインフォメーションセンターにて地味目な若い女子が1人座っていた。
俺:「ハ~イ! Can you speak japanese?」
女子:「ソ、Sorry...^^;」
俺:「あ、あ、Take a picture please. OK? That's place.」
女子:「Oh~OK OK!」

地味目な女子はわざわざ受付ブースから出てきて写真を撮ってくれた。
こんな所に一人で来て変な日本人と思われているに違いない。 それが狙いなんだけど。

帰りは最初からタクシーを使う。
停車しているタクシーに乗り込み、地下鉄の路線図を見せて「石牌站」の所を指す。
運転手はしばらく路線図を見て悩んでいた。(石牌の発音が俺には分からず。)
運転手:「MRT?」
俺:「Yes! よろしく!」
タクシーは走り出した。

行きのタクシーより安心できた。
それはこの運転手の運転方法にもよるのだろうが、運転手は気さくな人で、英語でのコミュニケーションが成り立ったからだ。
運転手:「Japanese?」
俺:「Hi. yes.」
運転手:「New year 2008.Taiwan is unready here.」
俺:「あ、Chinese new year is next month.」
運転手:「That's right!」
俺:「Balloon festival is so beautiful!」
運転手:「yes! yes!」

そしてもう1つ気付いた事は、車内には日本語の歌がずっと流れていた。
「You're everthing~ You're everthing~♪あ~な~たが~♪」
『こ・・・これは・・・。』
俺:「This song is japanese famous song!」
運転手:「Oh~Misia!」
俺:「Oh~! you know Misia!」
運転手:「Hahaha」
そしてカーラジオからは次々と日本語の歌が流れてくる。
サザン、宇多田、スピッツ、チャゲアス・・・これはラジオか?それとも自作のテープではないだろうか。
台湾は親日が多いけど、このおっさんはよっぽど日本好きなんだな。。。

この運転手に関しては、さらに素晴らしいと思ったことがもう1つある、
今まで乗ったタクシーでは、運転中に携帯で話すなんてデフォであった。
片手運転で猛スピードを出し次々に抜き去る光景は、客としてはこれ以上無い恐怖を感じていた。
しかしこの運転手に限っては、1回携帯で話していたが、イヤホンとインカムを付けて話していた。
「素晴らしい!!」
他の運転手も見習えっつーの。

20分後、石牌站へ到着。
楽しかったので日本の飴を2個あげた。
運転手:「どうもどうも!」

そのままMRTで士林站で下りて、今日も士林夜市へ向かった。
いつもの店でタピオカジュースを買って市場をうろつく。

士林夜市・タピオカジュースの店 士林夜市・タピオカジュースの店

昨日は思いっきりボられたからな。 今日はあんな失敗は避けなければ。
用心しながらフラフラうろついていると、「焼き飯、焼ソバ」とおばさんが声掛けてきた。
なるほど。 こういう商売人には台湾人と日本人の違いは分かるんだな。
まぁ米と麺なら特別高い事は無いだろうと思い、席に座る。

メニューも現地語だが、漢字が読めるので8割分かる。日本人でよかったと思う瞬間である。
値段もごく普通。 あとはうまいか不味いかだ。 こればっかりは実際に食ってみないと分からない。

焼ソバと海老チャーハンとビールを注文。

士林夜市・台湾ビール 士林夜市・台湾ビール

3つ注文して230元くらい。
お味は・・・うまーい! うまいうまい!! うますぎる!!!
焼ソバもチャーハンもどっちも美味い。 台湾で食った中で一番美味いもんだった。
最後の最後で「当たりの店」に巡りあえて本当に良かった。

士林夜市・焼ソバと海老チャーハン 士林夜市・焼ソバと海老チャーハン

そして今日も帰りにいつもの物乞いに、10元と日本の飴をあげた。 昨日とは違う味の飴。
そしてホテルに着いてビールを飲みつつ日記を書く。
俺の4泊5日の旅もいよいよ終わりだ。
長かったような早かったような。 でもとても充実した時間だった。

最後の問題は・・・無事に台湾を出れるかが問題だ。
成田と違って日本語は通じないぞ・・・zzz

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