今回行きに乗っていった東武本線の特「りょうもう3号」です。
わずか90分で北千住から相老に到着しました。
乗り心地も中々のもので、いい年してはしゃぎ気味でした。
都内の高架を走る風景を撮影し忘れました。
相老の跨線橋から撮影したわたらせ渓谷鉄道です。
私が乗ったのは1両編成のワンマン車でした。
非電化なのでもちろんパンタグラフはありません。
わたらせ渓谷鉄道です。
茶色の車体が渋すぎます(笑
時速40kmから60kmでゆっくり走り、時折ディーゼルの煙を吐き出します。
車内から撮影しました。
紅葉真っ盛りでとても綺麗でしたが、いい年したおっさん2人(俺ら)はしばし車窓の風景を楽しみました。
ビックリしたのは後部の運転席に鍵がかかっていませんでした^_^;
70分かけて相老から間藤に到着しました。
終点ですが本当に何も無い所です。
駅舎を利用した陶芸教室所がありますが、土曜だと言うのに閉鎖していました。
降りたのは旅行客ばかりです。
足尾本山の鉄柵の中です!!
有刺鉄線を1本外す事に成功し住居不法侵入しました^_^;
廃墟と化した駅舎やプラットホームが立ち並んでいます。
こんな素晴らしい所を指を咥えて帰るわけにはいきませんよね!!
錆び付いたレールのクロッシングポイントなど、言葉には言い表せない程の素晴らしさです。
女子供にはこの良さが分かるまい!!
手動切り替えポイントスイッチがあります。
配線やコードの錆が何ともいい味を出しています。
貨物の引き込みや引き上げ線が交わっています。
今まで何人の人がこの素晴らしい光景を見る事無く、涙を呑んで帰って行ったのでしょうか・・・。
たくさんのレールが並んでいます。
写真上部は貨物のプラットホームでしょう。
現役当時は何本もの貨物が荷降ろしをしていたのでしょう・・・。
左の建物は貨物の集積所でしょうか?
長く伸びたレールが寂しく佇んでいます。
昔はとても活気立っていたのでしょう。
目を閉じると当時の光景が・・・浮かんできませんね。
車止めがぐしゃぐしゃになって線路が終わっています。悲しい末路です。
鉄屑や土石等がいたる所に積まれています。
こちらのレールはちゃんと車止めが残っています。
右上の小屋はトタンが剥がれ落ち、何年も使用していないのが一目瞭然です。
終点足尾本山の車止めから眺める光景です。
右に見える建物も完全に廃墟で、夜にはこんな所来れません。
昼間も一人で来るには不気味な所です。
アスファルトの上を走る線路です。
レール跡は埋められてしまっています。
先ほどの車止めの線路より数本隣にあった線路で、これは製錬所内部まで伸びていたようです。
素晴らしいアングル!!
プッツリ切れたレールを線路の目線で撮影しました。
ほら、よく言うでしょう。子供と話す時は子供の目の高さに合わせろってね。
クロッシングポイントを車止め方向から撮影します。
おそらく左の線路が製錬所内まで伸びている線路だったと思います。
プラットホームの上に建っていた青いトタンの小屋。
昔はこの中で作業する人がいたのでしょう。
現在は荒れ果てています。
枕木1本という簡素な車止めです。
構内のバラストは元からなのか、風化の為か、かなり小さいです。
足尾本山構内から間藤側を撮影。
いくら厳重にしても侵入者は後を絶たないでしょう。
車止めから数十メートル奥に行くと、製錬所の本格的な廃墟が姿を現します。
ここで田中正造の無念を思い出しました。
空からは花雪が舞っていました。
本当の廃墟です。
数十年前は人と機械の音で騒々しかったに違いありませんが、今は全ての設備が朽ちて崩れかけています。
廃墟にはあまり興味が無いので写真は少ないです。
複雑怪奇に入り組んだパイプやら鉄柱やら。
好きな人にはこういうのはたまらないでしょう。
H君は目を輝かせて撮影に挑んでいましたが、残念な事にカメラのバッテリーが切れて泣きが入ってました(笑
炉やら坩堝やらコンベアやら。
製錬所の残骸があちこちに残っています。
レポートはここまで!
ご覧頂きありがとうございました♪
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