くそぅ腹減った・・・疲れた・・・トラムに乗りたい・・・。 あぁ目の前を何台もトラムが通り過ぎていく。
よし。 こうなったら現地民が先払いしてるかどうか遠くから見てやるぜ。 近くで見ると「お客さん、乗るの?乗らないの?」って言われちゃうからな。
幸い今日はバイクに乗る予定だったからコンタクトもしてるし。
遠すぎて見えねーーーーー!!!11
本当に辛い時間だった。
途中の市民会館みたいな所で一休み。 休んでる後ろでは幼稚園くらいの兄と妹が楽しそうにはしゃいでる。
可愛いな。 よっぽど写真を撮ろうかと思ったが、俺の目の前には軍人みたいな体格の父親らしき人物が目を光らせてたからやめといた。
さらに駅付近まで戻ってくると現地のスーパーがあった。
こういう風にフルーツを台に山盛り積んでるのって外国らしくていいね。
しかしりんごの中にスイカが1個だけ混ざってるのはなぜか。
1kg日本円で170円かー。 安いな。
外国では野菜でも肉でもよくkg単位で売ってるが、傷む前に食いきれるんだろうか。
さらに歩きBalaclava駅まで戻ってきた。 上り電車に乗りシティ方面へと向かう。
特に行く場所は決めてなかったが、Southern Cross駅と同様に人の乗降が多いFlinders Street駅で降りてみた。
ここには何があるんだろうか・・・かなりの人が降りているのを何度も目撃している。
電車を下りて思った事。
駅中がでかい! 人が多い! ホームがいっぱいある!
そして改札を出て1番に飛び込んできた景色がコレだ。
こ・・・これはいかにもイギリス様式の街並み!!
昔の白人が建物を作るとこういうのが出来上がります! というような、いかにもな作り。
そして馬車。 おそらく観光用だろうけど、こういう街並みには馬車がとてもよく似合う。
日本の京都にも人力車だけでなく、牛車を走らせてもいいと思う。
この馬車はちょうどYarra河に架かる橋の上を走っていて、ふと隣を見るとYarra河の水上バスツアーの申し込みがあり、次回の出発まであと10分程あるようでよっぽど申し込もうと思ったが、腹が減りすぎていたのでやめといた。
橋の上からやけに目立つ高いビルが見えた。
あ・・・あれはユーレカタワーではないか!!?
ユーレカタワーには行こうと思っていたが、最寄り駅や行き方などほとんど調べてなかったので、こう偶然にも発見できた事に嬉しかった。
まぁ落ち着け、俺。 ユーレカタワーは逃げはしない。
とりあえずSouth Gateのフードコートでなんか食う事にした。
その前にもういっちょ景色を。
うーん、晴れてれば最高な景色になるのに。
フードコートにはたくさんの店。 う・・・甘い匂いが多い。
正直今は甘い物や肉・揚げ物・パンの類は食いたくない。
店内をかなりウロウロしているとアジア系の食事を扱っている店を発見。
厨房をチラッと見てみると作っているのも華人だったので、この店で注文する事にした。
・・・ほとんどが東南アジア系の食い物なんだけど・・・まぁいいか。
この隣の店は手巻き寿司とか売ってたが美味そうではなかったしここでいいや。
「No.13 ナシゴレンプリーズ!」と言ってナシゴレンを注文。 確か11AU$くらい。 高い。
ここで食うか?外で食うか?と英語で言われたが、華麗に「Here」と言ってかっこE俺。
2枚目に写ってる写真は、このフードコート内で唯一酒を扱ってる店。
ビール・ワイン・カクテル・何だかよくわかんない酒まで、かなりの種類を取り扱っていた。
食事が出来るのを待ってる間に、「Asahi please!」と言ってビールを買う事に成功。 すごいな俺。
え・・・8AU$もすんの? この300mlの小瓶のビールが? 日本円で700円??
でも飲まずにはいられない!!
飯が出来るまでに1本空ける。
飯を食いながら1本空ける。
飯を食べて1本空ける。
ビール3本で2000円・・・。 3本目はなんとなくハイネケンに替えて見たよ。
ビール美味いよビール・゜・(PД`q。)・゜・ この一口が100円くらいするんだよ。゚(゚*´Д⊂
でも飲まずにはいられない!!
ですからね。 それとこのナシゴレンは最高に美味かった。
一応6年前に本場のナシゴレンを食った事があるんですが、本場のもこのフードコートのも同じくらいうまかった。
日本人の口によく合う味です。
そうえいば、俺の隣の席に5歳くらいの可愛い女の子が、おばあちゃんらしき人と2人で飯を食ってましてね、その子がチラチラ俺を見てるんですよ。
俺も最初はニコニコしてるだけだったけど、やがて我慢できなくなりましてカメラを向けてしまいましたら、
メアリー(仮名)隠れちゃったよ!
ばあちゃんにも気付かれてしまいまして、
バア:「ほら、メアリー写りなさいよ!」
メアリー:「いや~ん」
バア:「照れ屋ねえ」
メアリー:「だってぇ」
みたいな会話。(訳:俺)
可愛すぎたので日本の飴を4つくらいあげた。
ここで初めて飴が役に立ったが、後にも先にも役に立ったのはこの時だけだったのは当時の俺は知る由もない。
そしたらばあちゃんが嬉しそうに流暢な英語でたくさん喋りかけてきたから、「Sorry. I can not English^^;」と華麗にスルーしてしまった。
メアリーが動きまくるからブレちゃったよ>_<、、、 |